ウェルセンス株式会社 ― 産業保健の現場を支える新規SaaSの立ち上げ
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伴走事例 / 新規SaaS

ウェルセンス株式会社 ― 産業保健の現場を支える新規SaaSの立ち上げ

企業のメンタルヘルス対応を「案件」単位で管理する新しいSaaSを、構想の整理から画面設計、開発まで一緒に進めています。同社とは集客メディアの立ち上げからのお付き合いで、本件は2つ目の取り組みです。

Challenge

課題

従業員のメンタル不調への対応は、本人、上司、人事、保健師、産業医と関わる人が多く、それぞれが違う立場から違う情報を持っています。ところが実務では、その情報がメールやExcel、面談メモに散らばりがちです。

「誰が、いつ、何をしたのか」「次に何をいつまでにやるのか」が担当者の記憶と手元のファイルに依存してしまい、担当が代わると経緯が追えなくなる。産業保健の現場が抱えるこの課題を、システムで解けないか――というご相談が出発点でした。

Approach 1

構想を、つくれる設計図に変える

最初にやったのは、やりたいことを整理して「何を作るか」を決めることです。実際の休職・復職の業務フローを一つずつ確認しながら要件をまとめ、機能15本・画面14本という形にしました。

あわせて、どこから作るかの順番も決めています。全部を一度に作るのではなく、現場がいちばん困っている部分から動かして確かめられるように、段階を分けた計画にしました。

Approach 2

情報源を分けて集め、AIは下書きまで

本人からの申告、上司から見た状況、産業保健スタッフの所見は、性質のまったく違う情報です。これらを混ぜずに、どの立場からの情報かが分かる形で集める設計にしています。集めた情報はAIが整理し、対応履歴・担当・期限を案件単位で一覧できるようにします。

AIの役割は、あくまで下書きの作成までです。診断や病名の推定、休職・復職の可否判断、就業制限の決定といった判断は、システムでは一切行いません。AIが出したものは必ず担当者が確認し、確定させる。医療と人事の判断に関わる領域だからこそ、この線引きを設計の前提に置いています。

Approach 3

小さく作って、使いながら決める

仕様を完璧に固めてから作り始めるのではなく、動くものを早めに見てもらい、実際の業務に当てながら判断していく進め方をとっています。産業保健の実務はお客様のほうが圧倒的に詳しいため、私たちが決め切るのではなく、現場の感覚で確かめられる状態を先に用意することを重視しています。

Status

現在の状況

2026年7月に要件定義をまとめ、8月から開発に入りました。月ごとに動くものを確認いただきながら進めています(進行中)。

Scope

支援範囲

構想の整理・要件定義
画面設計
試作品(MVP)開発
AI活用の設計

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「まだ何も決まっていない」というご相談も歓迎です。現状とやりたいことを伺い、小さく始められるかたちをご提案します。