「営業DX EXPO 名古屋に行ってみたいが、何を見てくればいいのかわからない」という相談を中部圏の製造業の方からよくいただきます。展示会は情報収集の場として優れていますが、目的を定めずに会場を回ると「名刺が増えただけ」で終わってしまうことも少なくありません。この記事では、名古屋会場の開催概要を整理したうえで、来場前に「1つの来場目的」を定め、SFA/CRM導入の検討につなげる実践的な方法を解説します。
「営業DX EXPO 名古屋」とは何か|開催概要と出展カテゴリ
「営業DX EXPO」は、RX Japanが主催する営業・マーケティング領域のDXをテーマにした展示会です。日本貿易振興機構(JETRO)によると、第3回となる名古屋開催は2023年7月19日〜21日にポートメッセなごや(愛知県名古屋市)で行われ、出展対象品目にはセールスDX、SFA・CRM、インサイドセールス支援ツール、マーケティングオートメーション(MA)などが含まれていました。東京ビッグサイトで開催される本展と比べると、名古屋会場は製造業をはじめとする中部圏のBtoB企業の来場比率が高いのが特徴です。東京会場の見極め方については、以前「営業DX ビッグサイト」展示会ガイドでも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。なお開催時期・会場は年によって変動するため、来場を検討する際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
Why Now
なぜ中部圏の製造業で営業DXが進みにくいのか
中部圏は製造業の集積地であり、取引先との長年の関係に基づく訪問営業・属人営業への依存が今も根強く残っています。愛知県が実施した実態調査では、回答企業の約7割が従業員50人未満の中小企業であり、資金不足をはじめとする5つの課題がデジタル化推進のボトルネックになっていると分析されています。また全国規模で見ても、独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)の2025年調査では、DXに「既に取り組んでいる」「取組みを検討している」企業は合計39.1%で、前回調査からほぼ横ばいという結果が出ています。こうした背景から、営業DX EXPO 名古屋のような現地開催の展示会は、中部圏の製造業にとって情報収集の貴重な機会になっていると言えます。
まだ検討段階でも相談可能です。展示会で何を確認すべきか、現状の営業課題を伺いながらご提案します。
無料で相談するMisconceptions
「営業DX EXPO 名古屋」来場でよくある3つの誤解
誤解1:話題のブースを一通り見れば情報収集になる。実際には、話題性だけで回ると自社の課題と結びつかない情報ばかりが残り、帰社後に何から手をつけるべきか判断できなくなります。
誤解2:ツールを決めてから行けばいい。実際には、来場前にツール名まで決め打ちしてしまうと視野が狭まり、自社の営業工程に合わない製品を選んでしまうリスクが高まります。先に決めるべきは「どの工程の課題を解決したいか」です。
誤解3:営業DXは大企業向けで自社には早い。実際には、出展されているSFA/CRMやインサイドセールス支援ツールの多くは中小規模の企業でも導入できる設計になっており、課題の切り分けさえできれば小さく始められます。
Process
来場前に定める「1つの来場目的」の決め方
- ステップ1:営業工程を棚卸しする:リード獲得、商談化、受注後フォローの3段階に自社の営業プロセスを分解し、各段階でどの業務が属人化・手作業になっているかを書き出します。
- ステップ2:最も課題が大きい工程を1つに絞る:複数の課題が見つかっても、来場目的は1つに絞り込みます。欲張って複数を追うと、会場内で情報が分散し比較検討の精度が落ちます。
- ステップ3:確認すべきブースと質問リストを作る:絞り込んだ工程に対応する出展カテゴリ(例:商談化が課題ならSFA/インサイドセールス支援)を事前に洗い出し、「自社の業種・規模での導入実績」「導入後の運用サポート体制」など具体的な質問を3〜5個用意してから会場に向かいます。
Comparison
来場目的の定め方を比較する
| 来場目的の定め方 | 特徴 |
|---|---|
| 目的を決めずに回る(当日ブース任せ) | 準備工数はゼロだが、情報が自社の課題と結びつかず、来場後のアクションにつながりにくい。 |
| 自社だけで事前に課題を整理する | 一定の精度は出せるが、営業工程の棚卸しに時間がかかり、社内の視点だけでは課題の優先順位を誤ることもある。 |
| オプティソースに事前相談してから回る | 第三者視点で課題の切り分けを手伝える分、準備工数を抑えつつ精度を上げられる。ただし相談の時間調整は必要になる。 |
FAQ
「営業DX EXPO 名古屋」に関するよくある質問
営業DX EXPO 名古屋の開催時期はいつですか?
過去の開催実績では7月にポートメッセなごやで行われていますが、開催時期・会場は年によって変動する可能性があります。来場前には必ず公式サイトで最新の会期・会場情報をご確認ください。
初めての来場でも参加できますか?
はい、初めての来場でも問題ありません。むしろ初めて参加する企業ほど、この記事で紹介したように来場目的を1つに絞ってから回ることで、得られる情報の質が大きく変わります。
SFA・CRM・MAの違いがよくわかりません。
SFAは商談管理、CRMは顧客関係管理、MAは見込み顧客の育成・自動化を主な目的とするツールです。営業工程のどこに課題があるかによって優先すべきカテゴリが異なるため、来場前に自社の課題を整理しておくことが重要です。
展示会に行く前にオプティソースに相談することはできますか?
可能です。自社の営業工程のどこに課題があるかを一緒に整理し、会場でどのブースを優先的に見るべきかをご提案します。まだツールを決めていない段階からのご相談も歓迎しています。
営業DX EXPO 名古屋は、中部圏の製造業・BtoB企業にとって最新の営業DXツールを実際に見て比較できる貴重な機会です。ただし「何となく見て回る」だけでは、帰社後に次のアクションへつながりません。自社の営業工程を棚卸しし、来場目的を1つに絞ってから会場に向かうことが、展示会での情報収集を実際の導入検討に結びつける最も確実な方法です。来場前の課題整理から導入検討まで、ぜひオプティソースにご相談ください。

