広告に頼らず、
記事で問い合わせを集めます

相談は無料です。

支援の内容を見る集客・メディア自動化のページへ

YouTubeショートをAIで作る仕組み|人が見るのは台本と公開の2か所

この記事のテーマの資料をダウンロードする

YouTubeのショート動画を会社で続けたいと考えても、台本・ナレーション・画面の組み立てを毎回人がやっていると、数本で止まってしまいがちです。オプティソースが運営する「NEWJI総研」のYouTubeチャンネルでは、2026年10月からこの工程の大半をAIとプログラムに任せてショート動画を出しています。どの工程を何で作り、人はどこを見ているのか。運用している仕組みと、YouTubeの公式ヘルプで確かめておきたい決まりをまとめます。

この記事の結論

  • 題材は、すでに公開している記事からだけ選びます。記事にないことは動画に足さない決まりにすると、確認する範囲を「記事と台本が食い違っていないか」に絞れます。
  • 台本・声・動画の組み立てはAIとプログラムに任せ、人は「台本」と「公開」の2か所を見る形にしています。
  • 新たに契約した有料ツールは音声合成のElevenLabsだけです(料金ページではStarterプランは月6ドル・2026年11月2日確認。当社が申し込んだときは初月1ドルでした)。台本を書くAIの利用料は別にかかります。
  • ショートは最長3分まで作れますが、1分を超えるショートで音楽などの権利の申し立て(Content ID)があると、世界中で見られなくなります。どの音を使うかと、生成AIの開示が要るかどうかは、公式ヘルプで確かめておきます。
目次

前提:題材は「すでにある記事」からしか選ばない

NEWJI総研の動画は、製造業の調達・品質・設計に関わる人に向けた短い解説です。題材は、すでに公開しているWeb記事から選んでいます。そして、記事に書かれていないことは動画に足さないという決まりを置いています。

AIに台本を任せると、話を分かりやすくしようとして、もっともらしい例や数字を足してしまうことがあります。公開済みの記事の範囲から出ないようにしておけば、確認する範囲を「記事と台本が食い違っていないか」に絞れます。動画をゼロから企画するより、既存の記事を動画にするほうが、確認の手間も小さく済みます。

🛠 この記事のような集客の課題は、ご相談ください。記事の企画から制作、投稿、分析までを仕組みにします(相談は無料)。

Workflow

工程ごとの分担:何で作り、人はどこを見ているか

工程担当・道具人が見ているところ
題材選び既存の記事から選ぶどの記事を動画にするか、方針を決める
台本Claude(Claude Code)読んで直す。合わなければ却下する
声音声合成サービスのElevenLabs—
動画の組み立てPythonのプログラム(画像や動画を扱う無料の道具 Pillow・ffmpeg を使用)で自動生成最初に見本を見て「型」を決めた
題名・説明文・リンクClaude—
公開ボタン人が押す今の運用

動画の組み立てでは、プログラムが台本に合わせて、AIで作った現場の絵・図・文字・キャラクターを場面ごとに切り替えます。効果音と字幕もプログラムが付けます。人は1本ずつ編集ソフトを触るのではなく、最初に何本か見本を見て「この型でいく」と決めました。そのあとは型に沿って量産しています。

キャラクターの口の動き(口パク)は、作るたびに費用がかかるので、長い動画の最初と最後のあいさつ用に2本だけ作って使い回しています。

Human Check

今は公開ボタンを人が押している理由

題名や説明文の入力まではAIに任せ、公開(予約の確定)のボタンは、今は人が押しています。動画は一度出ると、すぐに誰かの目に入ります。AIの書いた台本がそのまま出ていく経路を残さないために、最後に人が見る場所を必ず1つ置いています。

総務省と経済産業省の「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」も、AIの出力が偏らないよう、AIに単独で判断させるだけでなく、適切なタイミングで人間の判断を介在させる利用を検討するよう書いています[1]。そのとき、人の判断がAIの出力をうのみにする「自動化バイアス」に左右されないよう対策をとるべきだ、ともしています[1]。

実際に、同じ流れで文面を作っているXの投稿では、書き出しが似た形ばかりになったことがあります。人が「AIっぽい」と気づいて指摘し、書き方の決まりを足して、AIが39本を書き直しました。Xでも、出す前に人が文面を読んで了承します。自動化しても、品質の責任は人に残ります。だからこそ、どこを人が見るのかを最初に決めておきます。

Rules

YouTubeの公式ヘルプで確かめておく3つの決まり

動画を自動で組み立てると、1本ずつ画面を見る機会が減ります。そのぶん、YouTubeの決まりは型を作る段階で確かめておきます。

決まり公式ヘルプに書かれていること型を作るときに決めること
長さと形縦長か正方形で3分以内の動画はショートに分類される。横長(16:9など)にするとショートにならない[2]画面の縦横と、1本の長さ
音楽1分を超えるショートに有効なContent ID(音楽などの権利を自動で照合する仕組み)の申し立てがあると、世界中でブロックされる。YouTubeオーディオライブラリの著作権使用料のかからない音楽は申し立てを受けない[2]効果音や音楽をどこから使うか
生成AIの開示本物と見間違えるような改変・合成や、AIで作った音楽を使う場合は開示が要る。字幕の作成や、台本づくりなどの軽い制作の手助けに生成AIを使うことは開示の対象外[3]作った映像や声が、開示が要る内容に当たらないか

ショートは、YouTubeの作成ツールでも最大3分までの動画を作れます[4]。当社の動画は、記事の1つの知識を1本で伝える長さにしています。長くすると音楽の権利の扱いも変わるので、型を決めるときに一緒に決めておくと迷いません。

Cost

かかっている費用:新たに契約したのは音声のツールだけ(AIの利用料は別)

台本を書くAIの利用料とは別に、この仕組みのために新たに契約した有料ツールは、音声合成のElevenLabsだけです。2026年10月にStarterプランを申し込み、そのときは初月1ドルでした。ElevenLabsの料金ページでは、Starterプランは月6ドル・月30,000クレジット(音声を作れる量の単位)で、商用ライセンス(会社の宣伝など、仕事の用途で使ってよいという許可)が含まれると案内されています(2026年11月2日確認)[5]。会社の発信に使うなら、商用で使えるプランかどうかを最初に確かめます。

動画の組み立てはプログラムで行っているため、動画編集ソフトの月額費用はかかっていません。一方で、仕組みを作る最初の段階では、見た目を何度も作り直す時間が必要でした(この経緯は「ショート動画の冒頭にあいさつを置かない理由|見た目を4回作り直したAI動画の記録」で紹介しています)。「月6ドルで動画が作れる」というより、「作り方が固まれば、1本ごとに増える費用は小さい」と考えるのが実態に近いです。

Steps

自社で始めるときの順番

  1. 動画にする元の記事・資料を決める:公開済みで、内容に責任を持てるものを使います。
  2. 見本を数本作り、型を決める:画面の構成、キャラクターの有無、字幕の出し方、長さ、使う音です。ここに一番時間をかけます。
  3. 人が見る場所を決める:最低でも「台本」と「公開」の2か所です。
  4. 型に沿って量産する:型が固まってから本数を増やします。

記事を別の形に展開する考え方は、コンテンツ再利用(リパーパシング)自動化の記事でも、記事からSNSや動画に広げる流れは「記事を動画化してSNSに展開する流れ」でも紹介しています。

FAQ

よくある質問

全部AIに任せて自動で公開できますか?

技術的には自動投稿の仕組みも作れますが、当社では今、公開ボタンを人が押す形にしています。AIの台本が誤ったまま出ていくのを防ぐためです。

AIの声を使った動画は、生成AIの開示が必要ですか?

YouTubeは、本物と見間違えるような改変・合成をした場合に開示を求めています。開示が要らない例には、自分の声を複製したナレーションや吹き替えがあり、要る例にはAIで作った音楽があります[3]。当社の動画は既製の合成音声で、自分の声の複製ではないので、ヘルプの「開示が要らない例」そのものには当たりません。ただ、当社の動画は現場の様子を写実的な絵としてAIで作っているので、アップロードのときに、生成AIの使用を「はい」にしています。

ショート動画は何分まで作れますか?

縦長か正方形で3分以内の動画がショートに分類されます[2]。1分を超えるショートに音楽などの権利の申し立てがあると見られなくなるので、音の使い方も一緒に決めます[2]。

動画編集ソフトは必要ですか?

当社では使っていません。場面の切り替え、字幕、効果音は、Python(Pillow・ffmpeg)のプログラムで自動で組み立てています。人が手を動かしたのは、最初に見本を見て型を決めるところです。

Sources

参考にした資料

  1. AI事業者ガイドライン(第1.2版)(総務省・経済産業省・2026年3月31日)
  2. 3 分間の YouTube ショートについて(YouTube ヘルプ・2026年11月2日確認)
  3. 生成 AI コンテンツの使用に関する開示(YouTube ヘルプ・2026年11月2日確認)
  4. YouTube ショートの作成を始める(YouTube ヘルプ・2026年11月2日確認)
  5. Pricing(ElevenLabs・2026年11月2日確認)

資料ダウンロード

集客・メディアの自動化の資料を無料でダウンロード

更新を止めずに記事を出し続ける仕組みを1冊に。

資料をダウンロードする

当社の場合、続けられるかどうかを大きく分けたのは、作り方の型が固まっているかでした。手間がかかったのは最初の型づくり(見た目を4回作り直しました)で、型が決まってからは、題材の方針と、台本・公開の確認が人の主な仕事になりました。今ある記事や資料から動画を続けて出す仕組みを作りたい場合は、お気軽にご相談ください。

監修・運営:オプティソース株式会社

経営と起業の実務家チームが、AIを使って事業づくり、集客・営業の強化、業務改善を進める会社です。自社でも製造業向けの事業とサービスを運営し、そこで試したやり方をお客様の事業に使っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次